練馬区田柄2丁目の畑で11月30日、「練馬大根引っこ抜き競技大会」が開催された。
時間内に抜いた大根の長さを競う「グループ参加の部」と、制限時間内に引き抜く本数を競う「選手権の部」の2部門で競う同大会。
今回は区内外から約440人が参加したほか、世界都市農業サミット開催記念として海外5都市の招へい者や、駐日大韓民国大使館の参事官、区内の大学や国連大学に通う外国人留学生も参加した。
はじめに練馬大根を育てた吉田茂雄さんが抜き方のコツを説明。練馬大根は、青首大根と比べて長く中太りの形状で、青首大根と比べて引き抜くのに3~5倍の力が必要という。
参加した留学生のフィッツジェラルド・エヴァンさんは「練馬大根を抜くのはとても大変だったが、楽しかった。また来年も参加したい」と話していた。
この日収穫した練馬大根のうち約4300本は、区立小中学校の給食メニューとして提供する。