練馬区内の公立小中学校で12月2日・3日、練馬大根を使った給食が提供された。
練馬大根を学校給食として地元の子どもたちに味わってもらうことで練馬大根を知ってもらい、食育を推進することが目的。この日提供された練馬大根は、11月30日に行われた「練馬大根引っこ抜き競技大会」で収穫したもの。収穫した練馬大根約4400本が使われ、区内の全小中学校98校の給食に提供された。
豊玉第二中学校の一水(いちみず)栄養教諭は「昨今は畑の数などが減り、子どもたちが生の野菜に触れる機会が少なくなってきている。地場産物の野菜を全校一斉に提供することは生徒たちの食育だけでなく、自分が住んでいる地域の歴史を知る意味でもすばらしいこと。これからも続けてほしい」と話した。
同校では、大根ご飯、大根ギョーザ、豆腐の代わりにゆでた練馬大根を使った麻婆大根が提供された。