「中里郷土の森」(練馬区大泉町1)で6月16日から「ホタルの観察会」が開かれる。現在、参加申し込みを受け付けている。
練馬でも昔はよく見られたというヘイケボタル。近年は水田や水路の減少により、姿を見ることが少なくなった。同園では、園内の飼育室や小川などでヘイケボタルを育成しており、今では自然繁殖も確認されている。
今年は「ホタルと人の歴史」をテーマに、園内の池や小川で育つヘイケボタルを間近で観察できるほか、ヘイケボタルの生活史や生態について展示パネルや自然解説員による解説がある。
7月9日までの毎週金曜・土曜・日曜に開く。開催時間は20時~21時。定員は各日150人(定員を超えた場合は抽選)。5月31日まで中里郷土の森緑地のウェブサイトで受け付ける。
中里郷土の森は、100年以上前からある屋敷林を生かした緑地で、緑や生き物と直接触れ合いながら学べる体験型施設。園内の「森の学習棟」では毎週日曜、常駐の自然解説員が自然体験プログラムを行っている。