大泉に屋敷林生かした公園「中里郷土の森」 自然を学ぶ子ども向けプログラムも

「森の学習棟」外観

「森の学習棟」外観

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 大泉に3月25日、100年以上前からある屋敷林(やしきりん)を生かした公園「中里郷土の森」(練馬区大泉町1)が開園した。

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 23区1位の緑被率(24.1%)を持つ同区で、「奇跡的に残された」という貴重な自然を未来につなぐ公園として整備された同園。面積は約2500平方メートル。

 施設内では井戸水を活用してホタルを育成するほか、子どもたちが練馬の自然や生き物について学べる自然体験プログラムを実施する「森の学習棟」も開設。一般利用のほか、学校などの団体向けのプログラムも用意し対応する。夏には育成しているヘイケボタルを鑑賞するイベントも予定している。

 この日は開園記念イベントとして野鳥観察イベントが開かれ、参加した子どもたちは双眼鏡を手に園内の野鳥観察を楽しんでいた。子どもと来園した父親は「区内にこういう自然が残されているのは練馬区の魅力。子育て世代にとっては大変いい環境」と話していた。

 開園時間は9時~17時(10月~2月は16時30分まで)。火曜休園(祝日の場合はその翌平日)。入園無料(イベント参加は要実費)。

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