西武池袋線豊島園駅で5月16日、リニューアル記念セレモニーとラッピング列車「スタジオツアー東京 エクスプレス」出発式が行われた。
同駅では、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の6月開業に合わせてリニューアルを進め、4月下旬に工事を終えた。
開式前には、練馬区文化振興協会理事長でヴァイオリニストの大谷康子さんが、イギリスを代表する作曲家エドワード・エルガーの曲と映画ハリー・ポッターのテーマ曲「ヘドウィグのテーマ」を演奏した。
セレモニーには小池百合子東京都知事、前川燿男練馬区長、ワーナーブラザーススタジオジャパン・ゼネラルマネジャーのトーベン・イェンセンさん、西武ホールディングス会長の後藤高志さん、地域の商店会会長らが出席した。
新駅舎外側には大型のLEDビジョンを設置し、魔法の世界をイメージした映像を映し出す。季節ごとに用意する映像は昼と夜で切り替えるほか、ワーナー ブラザース社から提供された特別映像も映し出す。
豊島園駅構内は、ホグズミード駅をイメージした赤色を基調としたデザインに変更。2020年8月に閉園した「としまえん」のレガシーとして、同園で使っていた模型列車、電話ボックス、ベンチを映画の世界観に合わせてリメークして設置する。
ラッピングトレイン「スタジオツアー東京 エクスプレス」は、映画の「禁じられた森」を背景に主要キャスト「ハリー」「ハーマイオニー」「ロン」の3人をデザインした。出発式では、粕谷練馬駅管区長の出発合図でマントとマフラー着けた小池都知事らが送り出した。