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東久留米・自由学園が美術工芸教育発表会-4年に1度の恒例イベント

前回の展示の様子(2008年)

前回の展示の様子(2008年)

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 西武池袋線・ひばりヶ丘駅近くの自由学園(東久留米市学園町1)で11月16日~18日、4年に1度の「自由学園美術工芸教育発表会」が開催される。

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 創立90周年となる同学園、1921(大正10)年に日本で最初の女性新聞記者とされる羽仁もと子さんが創立。同発表会は4年に1度開催する恒例のイベントで、幼児生活団、初等部、女子部・男子部(中等科・高等科)、最高学部の全校生徒・学生の美術工芸作品を、3日間にわたって10万平方メートルの広大なキャンパスに展示する。

 見学者が参加できるワークショップのほか、自由学園工芸研究所のグッドデザイン賞受賞作品をはじめとする展示、卒業生の作品展も同時開催。創立90周年を記念し、「自由学園の感性教育」と題した教育報告会とメトロポリタン美術館名誉館員の梶谷宣子さんの講演会も開く。

 同発表会は1922(大正11)年、美術教育報告会として第1回絵画展を開催。その後、会を重ねる度デザインや工芸作品が加わった。幼稚園~最高学部まで一貫した目標の下、作品を通して創造する力の発達や人としての成長過程を見ることのできる点が大きな特色と説明する。

 「秋のひととき、自然に恵まれたキャンパスを散策しながら、日々の生活から生まれた多様で個性ある作品をお楽しみください」(広報担当者)と来場を呼び掛ける。

 開催時間は9時30分~16時30分(最終日は16時まで)。入場無料(事前申し込み不要)。

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