石神井消防署(練馬区下石神井5)は11月15日、秋の火災予防運動に合わせて大泉学園駅近くの「ゆめーてる商店街」(東大泉商栄会)と連携し飲食店を対象とする防火安全指導を実施した。
同商店街に加盟する飲食店を対象に行ったもので、地域ぐるみの防火安全対策の推進を図ることが目的。空気が乾燥し飲食店からの出火事案も増加するという。
この日は、昨年11月9日に「地域の防火安全体制の強化の推進に関する協定」を締結した同商店街と連携し飲食店関係者に対し、「排気ダクト等、厨房設備にかかわる火災予防対策」「避難施設および防火設備の維持管理」「喫煙管理」などの防火安全のアドバイスを行った。
消防職員と飲食店を回った同商店街担当者は「消防職員のアドバイスで防火安全の重要性を再認識した。消防署と連携して安全な街づくりを進めたい」と話す。
同消防署は同商店街のほか上石神井商店街振興組合、下石神井商店街振興組合、石神井公園商店街振興組合とも協定を締結しており、「今後も本協定を軸として、管内商店街と連携した防火安全対策を推進したい」と説明する。