今年で27回目を迎える「照姫まつり」が4月27日、都立石神井公園とその周辺で開催される。
練馬の春の祭典として長く親しまれている同祭り。最大の見どころは、主役三役と呼ばれる照姫、豊島泰経(やすつね)、奥方を中心に、華やかな衣装を身にまとった姫や勇ましい鎧(よろい)姿の武者などで構成された約100人の時代行列。公園周辺の約2.5キロをおよそ4時間かけて練り歩く
主役となる三役は区民から一般公募し、2月のオーディションで選ばれた。照姫役は佐藤有里恵さん(高校3年生)、泰経役は久間木尚之さん(会社員)、奥方役は村上伊希子さん(会社員)が、それぞれ演じる。三役以外の姫や武者役も公募で選ばれた。
時代行列は午前と午後の2回。10時45分に銀座通り商店街を出発し、石神井公園駅周辺を回り同園へ向かい、12時に野外ステージで出陣式などの式典を行う。午後は13時15分から石神井公園周辺を回り、15時10分に同ステージで帰還式を予定する。
会場では、2つのステージでおはやしやよさこい踊り、キッズダンスなどが披露されるほか、地方の物産販売など約80店の模擬店が並び、例年10万人以上の人出で大きな盛り上がりを見せる。
同祭り開催に伴い駅周辺で交通規制が行われ、9時~17時、同駅南口のバス停留所は同園駐車場に移転する。
開催時間は10時~15時30分。小雨決行。