練馬駅北口の「Coconeriホール」(練馬区練馬1)などで10月24日、「練馬区伝統工芸展」が始まる。
練馬区の伝統工芸の魅力と匠の技を体感してもらおうと、練馬区伝統工芸会が1989年から毎年行う同イベント。今年で26回目を迎える。
参加業種は東京手描友禅(てがきゆうぜん)、東京染小紋(そめこもん)、尺八、江戸刺しゅう、和裁、江戸筆、螺鈿蒔絵(らでんまきえ)、東京額縁、江戸表具、籐とう工芸、組み紐、江戸木彫刻、手織、東京彫金、東京建具の15業種。
会場では、来場者に伝統工芸の奥深さや魅力を体感してもらえるよう、同会所属の名工たちが、作品の展示・実演・販売を行うほか、東京彫金や組みひもなどの伝統工芸の体験コーナーやチャリティーオークション、トークショーなどを行う。
今年の見どころは、「練伝ギフト」をテーマとする企画コーナーで、伝統工芸品をもっと身近に感じてもらうため、江戸刺しゅうをあしらった財布や組みひもで作った飾り物などを展示・販売する。
同会の河原英三郎会長は「伝統工芸は、生活に密着した身近なもの。ぜひ、多くの人に伝統工芸の魅力を感じてほしい」と話す。初日は、一般来場者に加え区内小学生の社会科見学も予定する。
開催時間は10時~18時。入場無料。