練馬区立美術館(練馬区貫井1)で1月24日・25日、区内18の区立児童館と厚生文化会館児童室が参加する「練馬の児童館展」が開かれる。
地域の「子育て・子育ち支援」施設である児童館を広くPRし、理解を深めてもらうことを目的に開く同展。児童館を利用する子どもたちの日常の様子を、各種作品を通じて紹介する。1977(昭和52)年から「児童館合同作品展」として開いてきたものを、1998年に「練馬の児童館展」としてリニューアルした。今回が39回目で、毎回、親子連れなど約6000人以上の人でにぎわいを見せる。
今年は、卵の殻を再利用した「モザイクアート」など個性豊かな作品を並べるとともに、「みて さわって あそべる」コーナーが見どころという。2人で協力してボールを迷路の出口まで転がしていく「脱出迷路」や、棒をコースのフレームに当たらないようにゴールまで運んでいく「どきどき迷路」を体験できるコーナーを設けるなど、鑑賞するだけではなく来場者にも楽しんでもらえる工夫を施す。
会場では児童館全ての「じどうかんだより」を配布するなどして、区内の児童館(室)の情報を得られるようにするなどして、日頃の活動の成果が垣間見られる機会を提供する。
開館時間は10時~16時。入場無料。