練馬区立南田中図書館(練馬区南田中5)で2月10日から、写真展「ねりまの風景展-ソラとまちがある暮らし-」が開かれる。
「ねりまの暮らし」をテーマに農の風景や昔ながらの商店街のにぎわいなど、長い時間を経て根付いた暮らしの風景を紹介する同展。企画・運営は、区民とグラフィックデザイナーの田崎はじめさん、千葉泉さん、練馬まちづくりセンター(豊玉北5)から成る「ソラまち実行委員会」が担い、まさに区民から区民へ練馬の魅力を伝える写真展となっている。
会場では区民が撮影した練馬の風景写真約60点を展示するほか、観光ポスター風にデザインした作品も展示し、見慣れているようで新しい練馬の魅力を発信する。「作品を通じて、練馬に住みたい、住み続けたいと感じてもらえたらうれしい」と同展担当者。
期間中、関連イベントとしてトークイベントや図書館周辺の風景を撮り歩くワークショップも開く。
開館時間は9時~20時(土曜・日曜・祝日は19時まで)。月曜休館(第2月曜を除く、祝日の場合は翌平日)。今月22日まで。
練馬まちづくりセンターは2011年度から、景観まちづくりの普及啓発講座として、デジタルカメラで街を撮り歩くワークショップ「ソラとまち」を実施している。本年度は、区内の南大泉、千川通り、向山で開いた。「カメラを通して見慣れた街の風景を眺めると、その街の個性が見えてくる」とリピーターも多い人気講座となっている。同講座で撮影した写真も同展で展示する。