多摩六都科学館(西東京市芝久保町5、TEL 042-469-6100)で現在、企画展「学ぼう自然災害 ~正しく知って身を守る~」が開催されている。
世界の中でも自然災害が多い日本。同館では武蔵野台地に住む人々も東京直下型地震や富士山の噴火による降灰、豪雨による冠水など、遭遇する可能性のある災害は多いと説明する。
同展では、会場を「地震」「噴火」「豪雨」「避難所」の4つのテーマに分け、パネルや実際のアイテムなどを利用して、それぞれの災害に対処する方法を紹介する。
「地震」のテーマでは、地震発生時や避難時に取るべき行動、日頃の備えを紹介する。日本の地震の仕組みをプレートの運動と併せて解説するほか、震度計や地震の化石「シュードタキライト」も展示。「噴火」のテーマでは、噴火発生時に身を守るための行動や噴火に伴って起きるさまざまな災害を紹介するほか、日本で火山が多い理由を解説する。「豪雨」のテーマでは、雨の降る仕組みやゲリラ豪雨と集中豪雨の違い、身を守るためのポイントを図解で分かりやすく展示。「避難所」のテーマでは、避難所で生活するための注意点やより快適に暮らすための工夫を紹介する。
関連イベントとして、液状化実験、救助犬訓練実演、たき火の起こし方などを行う。予約・参加費が必要なプログラムもある。
開館時間は9時30分~17時(入館は16時まで)。入館料は、大人=500円、小人=200円。休館日はホームページで確認できる。4月12日まで。