順天堂大学医学部付属練馬病院(練馬区高野台3)で8月8日、小学生を対象とした病院体験会「C-Cube」が開かれた。
同イベントは小学生の夏休み期間中に毎年行っている同病院の地域貢献活動で、今回で7回目。子どもたちに病院の現場を体験してもらうことで医療への関心を高めてもらい、未来の医療従事者を育成することを目指している。イベント名には練馬区内(Community)の子どもたち(Children)と交流(Communication)を図るという意味が込められている。
当日は近隣の小学校から37人が参加。聴診器で実際の心臓の音を確認、模型の赤ちゃんを使った水浴体験や、顕微鏡での血球観察などを体験した。水浴体験をした女子児童は「弟が生まれたら同じようにお風呂に入れてあげたい」と話していた。
「今後も練馬区民に親しまれ、信頼される病院であり続けるために、地域に対して開かれた病院運営を目指したい」と同病院担当者。