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練馬区立美術館で「MOA美術館」児童作品展 277点を展示

会場の様子

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 練馬区立美術館(練馬区貫井1)一般展示室で10月2日、MOA(エムオーエー)美術館練馬児童作品展が始まった。

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 MOA美術館(静岡県熱海市)は、国宝、重要文化財を含む約3500点の美術品を所蔵し、展覧会をはじめとした幅広い文化活動を展開するほか、日本の伝統芸能の振興や優秀な芸術家の輩出を目的に育成も積極的に行っている。同展もその一環で、子どもたちが取り組んでいる創作活動を奨励することで、「生命を尊ぶ心」「心ゆたかな人間」の形成を目的に取り組んでいる。

 日本や海外の各地で行われており、練馬では23回目。実行委員会は地域のボランティアで、開催のコンセプトを「未来を担う子どもたちの『生きる力』を育むコミュニティー『絆』の創出」としている。作品テーマは自由で区内の小学1~6年生を対象に、277点の作品が集まった。作品は花火や海、動物や昆虫といった夏休みの思い出を連想させる絵が多く見られた。

 展示後は老人介護施設で巡回展を予定するほか、審査で選ばれた上位6点は11月に開く東京都展に出品する。MOA美術館奨励賞に選ばれた作品は各会場を代表して同館で展示する。

 「子どもの数も減り、昔に比べれば応募作品は減ったが、美術館に展示されることで子どもたちの励みになる。特に受賞した子どもは生活態度まで変わるなどさまざまな変化がみられる」と同展スタッフ。

 展示時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。同4日まで。

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