ラジオDJ体験ができる「一日ラジオ放送局」が7月26日、練馬区立南田中図書館(練馬区南田中5)で開かれた。
夏休み期間中に同館で開催する同イベントは2016(平成28)年に始まり、今年で10周年。図書館の会議室にラジオ番組で使う機材をそろえてスタジオを再現し、特別番組を公開放送した後、参加者がマイクの前で曲紹介やフリートークを体験する。
公開放送は区内在住で絵本作家の近藤学さんが担当。クイズコーナーや絵本の読み聞かせを交えた構成で会場を盛り上げた。ラジオDJ体験はラジオDJの武村貴世子さんが講師を務めた。この日は事前に予約して参加した人から、偶然図書館でイベントを知って参加した人など、子どもからシニアまで幅広い年代が集まった。中には昨年参加し、楽しくて再び参加したという人も。
フリートークのテーマは「タイムマシン(タイムトラベル)」。「何を話せばいいのか」と悩んでいた女性は、閉園したとしまえんでの思い出を語り、親子で参加した母親は子どもの将来について、シニアの参加者は健康についてなど、それぞれが思い思いに話した。武村さんは「いざ言葉を発して話してみると、自分がどんな考えを持っていたのかが見えてくる」とラジオの面白さを伝えた。参加した5歳の男の子は「楽しかった」と話し、ラジオ機材に興味を持った様子を見せていた。
武村さんは「体験をした後は、皆さん笑顔になっていて、話すことの楽しさを実感してもらえるのが何よりうれしい。イベントを通じて子どもからシニアまで、たくさんの人の楽しさや将来の可能性につながっていく光景を見られるのはすごいことだと感じている」と話す。
「この10年間、素晴らしい仲間と共に作り上げることができ、ラジオDJとしてとても幸せ。『このイベントを続けましょう』とご協力いただいている皆さまに感謝の気持ちでいっぱい」と振り返る。