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漫画家・松本零士さん、「銀河鉄道999デザイン電車」復活へ クラウドファンディングで募る

プロジェクトへの意気込みを色紙に描いた松本零士さん

プロジェクトへの意気込みを色紙に描いた松本零士さん

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 練馬区在住の漫画家・松本零士さんらが7月7日、クラウドファンディングを使って「銀河鉄道999デザイン電車」復活を目指すプロジェクトを発表した。

昨年12月、引退した西武鉄道の「銀河鉄道999デザイン電車」

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 プロジェクト名は「ファンの力で新999号を走らせよう ~『銀河鉄道999』現実化プロジェクト~」。西武鉄道、サイバーエージェント・クラウドファンディングのほか、地元有志が集まった「アニメとマンガの聖地ねりま創世会(通称=あまねり会)」、大泉学園駅周辺の商店会などが参加し、松本さんは名誉実行委員長を務める。

 昨年12月、車両の老朽化により惜しまれつつ引退した西武鉄道の「銀河鉄道999デザイン電車」復活を目指す同プロジェクト。今回は外装のラッピングだけでなく、床面のラッピングなども行う予定。

 同デザイン電車の復活を第1弾とし、今後も車内の改装や駅舎デザインのほか、鉄道や宇宙の最新科学技術の導入など、同作の世界観を実現していく。最終的には蒸気機関車型の車両を目指す。「本物の蒸気機関車は重さにより、現在の路線を走ることができないため、軽い車両で水蒸気を出すことなどで検討している」とあまねり会の岡尾貴洋さん。

 新デザインについて、「電車は市街地や森などいろいろな場所を走るので、見た人に楽しんでもらい乗っている人に楽しんでもらえるようなデザインにしたい」と松本さん。「希望に満ちた明るい印象のものになればと思っており、乗った人たちが生涯忘れないような夢の電車を作りたい」とも。

 目標金額は9月末までに2,999万円。投資額に応じてピンバッジやつり革の名前記載、ラッピング作業見学・体験、松本さんとのランチを楽しめる権利などが進呈される。目標金額が達成された場合、12月に「新銀河鉄道999デザイン電車」を運行する予定。車両は8両編成の20000系を使用。一部を除き、全線での走行を予定する。

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