ちひろ美術館・東京(練馬区下石神井4、TEL 03-3995-0612)で8月、子どもたちを対象としたイベントが開かれる。
同15日は、小中学生を対象とした「夏休みギャラリートーク」を開く。同館担当者と展示室を巡り、絵を見ながら思ったことや感じたことを話し、ほかの人の意見を聞く内容。絵だけでなく美術館の成り立ちを知ったり、建物の細部に注目したり、対話を通じてさまざまなことに気が付けば絵の見方や美術館の印象も変わってくるという。開催時間は11時~・14時~の2回。保護者や高校生も参加できる。
同28日は、「にじみのキーホルダー」を制作するワークショップを開く。いわさきちひろが得意とした水彩技法を体験する内容。画用紙に水彩絵の具を垂らし、にじみで模様を制作する。色がにじんでいく様子や広がっていく様子を見て楽しむことができ、水彩に対する新たな発見ができるという。開催時間は10時30分~。先着70人。対象は5歳以上。
いずれも申し込み不要。参加無料(別途入館料)。「美術館は初めてというお子さまもぜひ、参加いただければ。絵を見る楽しさや美術館の楽しみ方を一緒に探りましょう」(同館広報担当者)と参加を呼び掛ける。
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は大人800円(高校生以下無料)。月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)。