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ちひろ美術館で絵本「はしれ、トト!」展 韓国若手画家による話題作の原画展示

ちひろ美術館で絵本「はしれ、トト!」展 韓国若手画家による話題作の原画展示

3月13日、来日したチョ・ウンヨンさん

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 ちひろ美術館・東京(練馬区下石神井4、TEL 03-3995-0612)で現在、「『はしれ、トト!』 チョ・ウンヨンの絵本づくり展」が開かれている。

チョ・ウンヨン「はしれ、トト!」(文化出版局)より 2008 年 個人蔵

 韓国の若手画家、チョさんは1981年、韓国・ソウル生まれ、在住。梨花女子大学でビジュアルデザインを学び、その後ソウル大学でイラストレーションの修士課程を修了。2009年のボローニャ・ブックフェアの韓国スタンドで展示したダミー絵本が、フランスMemo社の編集者の目に留まり、2010年にフランスで「La Course」というタイトルで出版され大きな反響を呼んだ。

 「評価よりも、自分が作りたいと思う作品を出したかった」というチョさんの絵本第1作目となる同作は2011年、ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリを獲得。2012年には韓国で「Dal Ryu Toto!」、2013年に日本で「はしれ、トト!」として出版され、日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞した。

 チョさんが絵本を作りたいと考え始めたのは2006年。「写真の授業で訪れた競馬場で喜怒哀楽のさまざまな人の顔が忘れられず興味を持った」とチョさん。その後も競馬場へ通い撮影した写真を参考にスケッチを始めた。観客は木炭を使って表現、競走馬はそれぞれ性格を設定しフィルム上にアクリルで描くなど、さまざまな手法で絵を描きためた。その後、ストーリーボードやせりふを考え、修正を繰り返し、6年の歳月をかけ出版に至った。

 「競馬場という今までにない物語の舞台設定と、幼い少女の目を通して展開されていく人間観察が魅力。200点を超える膨大なスケッチから構成されたユニークな創作手法も目を引く」と同館広報担当者。

 同展では、原画約100点と、そのプロセスで使った写真やスケッチなどを紹介し、同作ができた背景を紹介する。翻訳を務めたひろまつゆきこさんは「最近は世界で評価を受けて、母国で出版する逆輸入のようなことが絵本でも見られるが、デビュー作で世界で最も権威のあるコンテストでグランプリを受賞した同作は、その中でももっとも極端な例。印象的なおじさんたちの絵など、これだけの多くの手法を使って描いた絵を一つの本にまとめることは普通考えられない。日本は絵本大国といわれているが、この作品は絶対刺激になる」と話す。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)。5月22日まで。

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