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としまえん、回転木馬の利用者数2525万2525人を達成 笑顔にちなんで

2525万2525人目を達成した家族

2525万2525人目を達成した家族

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 としまえん(練馬区向山3)で8月30日、回転木馬「カルーセルエルドラド」の累計利用者数が2525万2525人を達成した。

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 1971(昭和46)年4月3日から集計を始めたという同利用者数は、笑顔(ニコニコ)にちなんで設定されたもの。達成したのは中野区在住の家族で、「乗車後の出口でスタッフから告げられた。子どもの初めてのメリーゴーラウンドで、まさかこんな記念セレモニーに選ばれるとは」と驚いた様子を見せていた。その後の記念セレモニーでは、公式キャラクター「エルちゃん・カルちゃん」のグッズなどの記念品が進呈された。

 カルーセルエルドラドは、1907(明治40)年、ドイツの機械技師ヒューゴー・ハッセによって造られた。ヨーロッパ各地のカーニバルを巡業し1911(明治44年)年、米国ニューヨーク市コニーアイランドの遊園地「スティープルチェイス」に送られた。

 1964(昭和39)年に「スティープルチェイス」は閉園し、解体され倉庫に収められていたが、5年後にとしまえんが購入。1971年(昭和46)年、2年の改修を経て再び回り始めた。2010年には、日本機械学会から「機械遺産」に認定された。今年110周年を迎えた。

 同社広報担当者は「これまでカルーセルエルドラドをご利用いただいた、全てのお客さまに感謝を申し上げるとともに、今後もお客さまの笑顔があふれる遊園地を目指したい」と話す。

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