大泉学園駅に隣接する商業施設「グランエミオ大泉学園」(練馬区東大泉1)に12月24日、日本大学芸術学部美術学科の学生3人が制作したペイントアートが展示された。
地下1階の大泉マルシェと駐輪場を結ぶ連絡通路の壁面に、施設のテーマである「食×集い×文化」を題材にしたペイントアートを制作した。 今年11月26日から8日間にわたり、作業風景を公開しながら制作を行ってきた。
今回の取り組みについて、同学科主任の福島唯史教授は「日芸となじみのある西武池袋線の駅近くに、学生たちが描く壁画のスペースができるのはうれしい」と話す。原画・制作で参加した村川響さん(3年生)は「食をテーマに大人も子どもも、楽しい気持ちになるような絵にした。私たちの絵を見て楽しい気持ちになっていただければ」と話す。
同施設を管理する「西武プロパティーズ」の広報担当者は「お客さまからは、『どんな絵ができるのか』『この前から、こんなに進んだね』 など制作過程も楽しんでいただいた」と振り返る。
今回制作したペイントアートは、半年程度をめどに新しく描き替える予定という。同担当者は「区内には当社が運営管理している物件が、エミオ石神井公園をはじめ、練馬、中村橋、富士見台、練馬高野台、武蔵関にもあり、今後もこのような活動を展開し地域とのつながりや街の活性化に貢献できれば」と話す。