としまえんで(練馬区向山3)で1月8日、練馬区の成人式「成人の日のつどい」が開かれた。
同区で新成人を迎えたのは約7200人で、4年連続7000人を超えた。会場では、色とりどりの晴れ着やスーツ姿の新成人が晴れやかな笑顔で、久しぶりに顔を合わせた友人と記念写真の撮影や、談笑するなど華やいだ。
式典では新成人スタッフの吉川陽太さん、池永有紗さんも司会に加わった。前川燿男区長が「青春の特権は、夢を持って挑戦すること、真剣に苦しみ、悩むこと。皆さんも本気で真剣になって夢に挑戦し、そして悩んで迷って苦しんで、その中で皆さんの生きる道を見つけてほしい」と新成人へ激励の言葉を贈った。
新成人代表の堀内小春さんは「自然の多い練馬区で暮らしていくことできる私たちはとても恵まれている。新成人となり、練馬で守られてきた自然や文化を次世代に継承していく大きな未来へのプロジェクトの一員となる。私たちはその信頼と責任を糧に、社会の支えとなるべき努力を積み重ね、新世代に明るく活気あふれた地域社会を引き継いでいきたい」、阿部稜馬さんは「『一人前の大人』という称号を得た私たちは、守られ社会のルールに従う立場から、ルールを見守り、作る立場へと変わる。本日、久々に会った友人は皆、とてもかっこよく私の目に映った。また3年後、6年後にさらにかっこいい大人になっていたい」と抱負を述べた。その後、新成人のスタッフが企画・運営したアトラクションが行われ、会場はにぎわいを見せた。
式典後は、園内の回転木馬などのアトラクションを楽しんだほか、雨が降ってきたこともあり足早に会場を後にする様子も見られた。