城北中央公園(練馬区氷川台1)で5月19日、練馬区と第十消防方面本部が合同総合水防訓練を実施する。
これから迎える梅雨や台風シーズン、突発的なゲリラ豪雨に備えて、訓練を通じて災害対応力の向上を図ることが目的。当日は区民や防災関係機関など約1000人が参加する。
土のう積みなどの浸水防止訓練や浸水した家屋からの救出訓練などの実践訓練、今年は東京消防庁が導入したVR防災体験車も初導入する。同車両ではバーチャルリアリティーによる本物さながらの映像や振動で、臨場感あふれる災害疑似体験ができる。
このほか、熊本地震や東日本大震災を再現した揺れを体感できる起震車体験、はしご車の搭乗、白バイ展示、ミニ防火衣の着用、防災関係機関によるブースなど、家族で参加し防災を学べる内容となっている。
区担当者は「当日来場いただいた方が、楽しみながら防災について学んでいただき、いつ来るか分からない災害に備えていただければ」と参加を呼び掛けている。
実施時間は10時~12時。参加無料。