石神井松の風文化公園(練馬区石神井台1)で9月29日、「みどりの風 練馬薪能(たきぎのう)」が行われる。
園内の「花と木立のひろば」に能舞台を設置し、舞台の周囲にかがり火をたいて演出する同公演。今回の演目は、狂言「靱猿(うつぼざる)」、能「「葵上(あおいのうえ) 梓之出(あずさので)」。
出演は、重要無形文化財総合指定保持者の梅若万三郎、梅若紀長さん、名誉区民で人間国宝の、野村万作さん、野村萬斎さんなど日本を代表する演者が出演するほか、人間国宝の柿原光博さん(大鼓)、一噌(いっそう)幸弘さん(笛)、住駒匡彦さん(小鼓)など練馬区にゆかりのある能楽師も出演する。
有料チケットは完売しているが、チケットを持っていない人向けも楽しめるよう園内に200インチの大型ビジョンと500人分の座席を設置し生中継する。ケーブルテレビ「J:COM」でも生放送する。雨天時は公演を練馬文化センター(練馬1)で行い、大型ビジョンによる放映は行わない。
16時15分開場、17時開演。雨天時は公演を練馬文化センター(練馬1)で行い、大型ビジョンによる放映は行わない。