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大泉・中里郷土の森緑地で「虫のからだ展」 昆虫標本や生体展示

人と虫のからだを比べる展示の様子

人と虫のからだを比べる展示の様子

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 夏季企画展「虫のからだ展」が現在、中里郷土の森緑地(練馬区大泉町1)で開催している。

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 ケヤキなどの大木からなる武蔵野の原風景を生かした造りの同園。約2500平方メートルの敷地には、100年以上前から残る屋敷林(やしきりん)の形をそのまま残している。

 「虫のからだの秘密」をテーマに、昆虫の驚くべき能力を紹介する同展。昆虫標本を使った展示のほか、園内で見られる昆虫や水生昆虫の特別展示など、生体展示も行う。自分だけの虫捕りコレクションができる「虫とりカード」は毎年人気のコンテンツで、今年は4種類のカードケースを用意する。

 昆虫採集をしたことがないという親子でも楽しめるよう、常駐する自然解説員が来園者のサポートを行う。貸し出し用の虫あみでいつでも昆虫採集体験ができるが、現在は新型コロナウイルス感染防止のため虫捕り網持参を推奨している。

 同園担当者は「夏ほど生き物探しが楽しい季節はない。この夏は、新型コロナウイルスで自粛ムードが続くが、親子で身近な昆虫の観察を楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は9時~17時。火曜休園。入園無料。8月31日まで。

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