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江古田、武蔵大学で公開講座-飲酒文化・ボランタリー活動をテーマに

武蔵大学・江古田キャンパス

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 江古田駅近くの武蔵大学(練馬区豊玉上1)が現在、公開講座とイブニングスクールを、それぞれ募集している。

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 毎回、さまざまなテーマで開催される同大の公開講座とイブニングスクール。公開講座は同大教授がメーンとなって講義を行う内容が中心で、イブニングスクールは同大教授のほか、さまざまな人物をゲストに招き講座を開いている。

 今回の公開講座は「東西飲酒文化と文学」がテーマ。日米、ギリシャ、中国、フランスの文学や歴史を通じて「酒文化」を学ぶ内容。

 講座内容は、「日米文学における酒と文体-後藤明生を中心に-」(講師=波多野直人さん、同大学人文学部教授)、「ギリシア文学に見る酒」(同=沓掛良彦さん、東京外国語大学名誉教授)、「中国人の酒の飲み方-文学作品、およびフィールドワークを通して-」(同=西澤治彦さん、同大人文学部教授)、「フランス詩への誘い-ボードレールの『酒』 La Vin 詩編を読む-」(同=平林和幸さん、同大人文学部教授)。開講日は9月29日からの毎週土曜。時間は13時30分~15時30分。全4回。

 イブニングスクールは「本気のボランタリー社会~私たちに、今できること~」がテーマ。世界の人権侵害問題、国内の自殺問題、原発問題など社会的な課題に取り組むボランタリー活動が幅広く展開する中で、「本気のボランタリー社会」に向けて第一線で活躍する人を招き開く。

 コーディネーターは、同大社会学部教授の永田浩三さん。講座内容は「国境をこえた人権活動」(講師=伊藤和子さん、ヒューマンライツ・ナウ事務局長)、「自殺社会から『生き心地のよい社会』へ」(同=清水康之さん、自殺対策支援センターライフリンク代表)、「生活困窮者支援の現場から」(同=稲葉剛さん、自立生活サポートセンター・もやい代表理事)、「市民メディアが向きあう“ふくしま”」(同=白石草さん、OurPlanetTV代表理事)。開講日は10月3日からの毎週水曜。時間は18時30分~20時30分。全4回。

 受講料は各2,000円(全4回分)。定員は先着250人。申し込みは同大ホームページで受け付けている。

 同大では学術研究成果を地域社会に還元することを目的に、1983(昭和58)年から毎年公開講座を開いている。

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