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練馬大鳥神社で「酉の市」始まる-200店以上の露店も出店

大小さまざまな熊手が並ぶ

大小さまざまな熊手が並ぶ

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 練馬駅近く練馬大鳥神社(練馬区豊玉北5)で11月8日、商売繁盛を祈願する「酉(とり)の市」が開かれ縁起物の熊手を買う参拝客でにぎわっている。

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 今年の「一の酉」は平日となったが、夕方から参拝者が増え始め、「17時~21時ごろがピークになる。2~3万人の人が訪れるのでは」と同神社の宮司・磯部豊三郎さん。神楽殿では、おはやしが鳴りお神楽も披露。境内の熊手店では、大小さまざまな熊手が並び、購入客に向けて「家内安全、商売繁盛!」と威勢のいい声と手拍子が鳴り響いた。

 この日は同神社周辺の通りに、焼きそば、じゃがバター、金魚すくいなどの露店のほか、自慢の一品を店先で提供する商店街の店が200店以上出店。毎年夕方から多くの人でにぎわう。

 伝承によると、同神社は1645年、中荒井村に3羽の鶴が飛来し村人はこれを瑞祥(ずいしょう)として大切に保護。この鶴が死んだ後、祠(ほこら)を建て、その霊を祭ることに始まるという。その後、現在の場所に社殿を建立し、和泉国一宮の大鳥神社から天之日鷲命を勧請(かんじょう)したとされる。

 「二の酉」は今月20日。区内では石神井公園駅近くの石神井大鷲神社(石神井町3)でも行われる。

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