練馬区役所本庁舎1階アトリウムで8月22日、「練馬区アニメPR展」が始まった。
同区のアニメーションの歴史やアニメ関連事業、フランス・アヌシー市とのアニメ産業交流などについて、スタンドバナーや映像を交えて紹介する同展。区では練馬アニメーション協議会をはじめ、さまざまなアニメ産業事業者と協力しながら、アニメ発祥の地であることをPRしており、同イベントもその一環。
アニメーションのほか、練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」の紹介展示やオリジナル短編アニメの上映も行う。第1話「登場編」から第11話「ねり丸の夏休み」までを一挙上映するほか、ねり丸アニメができるまでの制作記録映像も上映。
最終日の前日8月29日には会場に「ねり丸」が登場し、缶バッジやストラップなどの「ねり丸」グッズを販売する。販売時間は11時30分~13時。
開催時間は9時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。映像の上映は平日のみ。今月30日まで。
同区は、1958(昭和33)年、日本初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」(東映動画、現東映アニメーション)や1963(昭和38)年、30分連続テレビアニメ「鉄腕アトム」(虫プロダクション)が制作された日本アニメ発祥の地で、現在も90社を超えるアニメ制作関連会社が区内に点在し、国内最大の集積地となっている。