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練馬区、保育定員を742人拡大へ-待機児童対策で

練馬区役所

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 練馬区は10月15日、育所待機児童対策として来年度の保育所定員を742人拡大すると発表した。これにより定員は合計1万2406人になる。

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 区では、保育所待機児童対策を区政の重要課題の一つとして位置付け、2010年度~2012年度の3カ年を保育所集中整備期間として、認可保育所や認可外保育施設を集中的に整備し1800 人を超える定員増を図ってきた。

 しかし、こうした取り組みにもかかわらず待機児童数の抜本的な解消には至らず、その後練馬区長期計画後期実施計画(2012年度~2014年度)で約2700人に引き上げた。今年4月1日現在の待機児童数は、昨年度を55人上回る 578人で、依然として保育所への高い入所需要がある。

 区は、厚生労働省が実施する「待機児童解消加速化プラン」に23区最多の10事業に参加するほか、「子ども子育て新制度」に伴う支援事業計画策定に向けた保護者らへのニーズ調査を今月実施する。この調査により区民ニーズを把握し、「今後も待機児童ゼロの早期達成に向け取り組みを進めていく」と説明する。

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