練馬在住のシンガー・ソングライター石田洋介さんがバンマスとして参加する「GCB(ご当地キャラバンド)47」のアルバム「ゆるくないうたコレクション~ご当地キャラクター・ソングス」が、徳間ジャパンコミュニケーションズ(渋谷区)から販売されている。
石田さんは静岡県静岡市出身。バンド活動を経て2001年よりソロ活動を開始し、作詞作曲のほか、舞台役者としても活躍する。「練馬の現住所になってからは6年住んでいるが、とびとびで練馬区民なのでトータル15年は住んでいるのでは」と話す。
初めて作ったキャラソングは、巣鴨地蔵通り商店街のキャラクター「すがもんのうた」。その後、作った曲は数10曲に上るという。「同商店街振興組合の皆さんが面白がってくれて、イベントなどに使ってくれたことが全ての始まり。当時は勝手に作ったキャラソンもあり公式に発表できないものも。勝手に作ったので仕方ないですが」と振り返る。
全国のイベントでキャラソンを歌う機会が増え、いつの間にか「ご当地キャラソングの帝王」と呼ばれるように。「ファンの方がSNSでつぶやいたのを面白がって、いろいろなキャラクターが使い始めたことがきっかけ。帝王だなんて、自分で言い始めるほど厚顔無恥ではありません」と話す。
今回のCDデビューについて、「キャラクターたちを支えている多くの方々から、喜びの声をいただいている。もしかすると、新しい地域振興の方法を示したと言えるかもしれない。またご当地キャラクターを用いたビジネスとしても、既成事実をつくることができたのは大きいと思う」とも。
今後の目標は、「GCB47としては紅白を目指す。個人としては、よりいい曲をたくさん書きたいと思っているし、世に出す方法を常に模索したいと思う」と意気込む。