練馬区内のブルーベリー観光農園30園が、7月~同中旬にかけて続々とオープンする。
東京都の農作物生産状況調査(2011年度)によると、練馬区内30園のブルーベリー総栽培面積は約834アールと、23区内最大の広さを誇る。郊外の観光農園よりも交通の便が良く、足を運びやすいのも魅力の一つで、昨年の来園者は約2万人。このうち約2割が区外からの来園者という。
ブルーベリーは樹高が低いことから、小さい子どもでもたくさんの実を摘み取ることができ、身近な夏休みのファミリーレジャーとして利用者が年々増加している。さわやかな酸味とともに甘い果汁が口の中で広がるブルーベリーは、帰宅しても手軽にアイスクリームやヨーグルトと共に食べられ、ジュースにしてもおいしいという。
各農園の開園時期、予約方法、交通案内などを案内するパンフレットも用意。区役所や出張所などの区立施設、産業・観光情報コーナー、JA東京あおば各直売所で配布する。
摘み取り料金は各農園共通で100g=200円、パック販売は300円。摘み取りは9月中旬まで楽しむことができる。各園とも摘み取れる実が無くなり次第終了。開園状況は各園によって異なるため、随時ホームページで案内する。