プレスリリース

【300名に調査】今年お中元を贈らない企業の割合は?虚礼廃止の考え方や、お中元を贈るメリット・デメリット、贈らなきゃよかった・困ったエピソード等を紹介します。

リリース発行企業:株式会社ウェブギフト

情報提供:

株式会社ウェブギフト(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:冨田 仁)が運営する「オフィスギフト(URL:https://www.officegift.jp/)」は、企業におけるお中元の扱い方・考え方に関するアンケート調査を実施しました。




近年、虚礼廃止の流れによってお中元を贈らない企業が増えています。
そこで今回、ウェブギフトでは300名の10~70代のビジネスパーソンを対象に、今年お中元を贈らない企業の割合や、お中元を贈る文化に対する考え方などについて、アンケート調査を実施しました。

また、お中元を贈ってよかったエピソードやトラブルに関するエピソードも紹介するので、今後のお中元の扱い方の参考にしてみてください。

★今年お中元を贈る企業は45%にとどまる

(N=300,n=300、単一回答。2024年5月24日~2024年5月30日に実施したインターネット調査による)

今年、お中元を贈る企業の割合は45%で、贈らない企業のほうがやや多いことがわかりました。
およそ2社に1社はお中元を贈っていることになりますが、お中元を贈り合うのが当たり前だった頃と比べると虚礼廃止の流れが進んでいると言えるのではないでしょうか。

★形式的なお中元は不要?
次に、お中元を「贈る」「贈らない」と回答した方の理由をそれぞれ紹介します。

☆お中元を贈る理由
「毎年送っているので、習慣になっているため。」(20代 卸売業営業事務)

「昔からの付き合いがある取引先とお中元、お歳暮を交換する文化が残っているから」(20代 専門学校事務)

「お世話になっているお客様へ日頃の感謝と今後変わらぬ御付き合いの意味を込めてお送りしています。」(30代 自動車関連サービス業事務)

「取引先との関係を円滑にするため」(40代 林業事務)

--------------------------
「昔からの慣例」を理由に、お中元を贈るという方が多いようです。
毎年のことなので、「贈らない」と考えること自体があまりないのかもしれません。

また、感謝の気持ちを伝えるため、取引先との良好な関係を維持するためなどの意見もありました。
取引先と円滑な関係を築くコミュニケーションの1つとして、お中元を贈っていると考えられます。

☆お中元を贈らない理由
「基本的に公的機関や個人のお付き合いなのでありません。」(40代 教育関係経営者)

「そのような慣例がないからです。」(50代 図書館司書)

「4年ほど前から送り合うのをやめて挨拶だけになった」(20代 病院管理栄養士)

「正確な年代は忘れましたが、かなり前からコンプライアンス上の理由で送るのも受け取るのも禁止されています。」(30代 製造業営業)

「余計な予算をつかいたくないことと形骸化しているからです。」(50代 医療福祉関係事務)

--------------------------
お中元を贈らない理由は、大きく以下の2つに分かれました。
●そもそもお中元を贈る習慣がない
●コンプライアンスや予算、形骸化などを理由に、近年になってお中元を贈ることを取りやめた
夏のご挨拶としてお中元を贈るという習慣は、薄れつつあると言えるでしょう。

★企業間のお中元のやり取りは「不要」が7割以上
続いて、企業間におけるお中元のやり取りについての考えを伺いました。

(N=300,n=300、単一回答。2024年5月24日~2024年5月30日に実施したインターネット調査による)

「企業間のお中元のやり取りは必要だと思いますか?」の設問では、「どちらかと言えば廃止すべき」が最も多く、「完全に廃止すべき」と合わせると7割以上という結果になりました。
「残すべき」と回答した方は300名中、わずか19名だったため、企業間のお中元に必要性を感じている方は少ないと言えます。

以下では、「どちらかと言えば廃止すべき」「完全に廃止すべき」の理由と、「どちらかと言えば残すべき」「残すべき」の理由をそれぞれ紹介します。

☆廃止すべき派の理由
「業務の手間がかかるだろうし貰った方も配ったりする手間がかかるから」(40代 製造業一般職)

「物をやり取りしているだけで、相手の会社の印象や挨拶としての気持ちが形骸化していると感じるから。」(30代 IT系経理)

「ただの形になってしまっていると思うので、心がこもっていない儀式ならば廃止したほうがいいと思う。こんなことで予算を取るのはもったいない。ただし、送り合うことで、メリットがあるのであれば残していいと思う。」(50代 旅行業一般職)

「物価も高いし経費削減したほうが良い」(40代 不動産業事務)

「役職によって不正ができてしまうこともあるので、企業側としたら当然禁止にするべきだと思います。」(30代 化学メーカー営業職)

--------------------------
「今年、お中元を贈らない」の理由と同様に、コンプライアンスや予算、形骸化などの問題から、お中元を「廃止すべき」とする意見が見受けられました。

また、「廃止すべき」の理由で最も多かったのは、「互いに手間がかかる」というものでした。
贈る側・受け取る側の双方にとって手間がかかり、そこに心がこもっていなければ手間以上のメリットは得られないでしょう。
見方を変えれば、相手への気遣いからお中元を贈らない、と捉えることもできるかもしれませんね。

☆残すべき派の理由
「日頃お世話になっていてもお礼をする機会がないから、お中元は気持ちを示す良い機会だと思うので。」(30代 教育関係システムアドバイザー)

「企業同士の付き合いを円滑にするため」(60代 出版社事務)

「気持ちが大事なので。」(20代 人材派遣業事務)

「型式的だとしても挨拶として日本の伝統になっていると思うからです。」(40代 アパレル関係事務)

「楽しみにしている方もいるから。」(50代 医療事務)

--------------------------
お中元の意味は、年のはじめから中元(旧暦7月15日)までの半年間お世話になった相手に感謝の気持ちを伝えたり、暑い夏に相手の体を気遣ったりするために贈りものをすることで、「夏のご挨拶」とも呼ばれます。

また、本来の目的に加え、コミュニケーションを取る手段としてお中元を利用しているという意見もありました。
お中元を「残すべき」と回答した方の多くは、お中元の意味や目的を理解し、その必要性を感じているようです。

★個人間のお中元のやり取りも「不要」が7割以上

(N=300,n=300、単一回答。2024年5月24日~2024年5月30日に実施したインターネット調査による)

「個人間のお中元のやり取りは必要だと思いますか?」の結果は、先程紹介した「企業間のお中元のやり取りは必要だと思いますか?」とほぼ同様の結果となりました。
相手が「企業」であっても「個人」であっても、お中元のやり取りに対する考え方や意識は変わらないようです。
ただし、企業間に比べ、個人間のほうがお中元に対する思い入れは強いようです。

以下では、個人間のお中元を「どちらかと言えば廃止すべき」「完全に廃止すべき」の理由と、「どちらかと言えば残すべき」「残すべき」の理由をそれぞれ紹介します。

☆廃止すべき派の理由
「お互いに時間、お金を使うのはもったいないから。」(30代 料理教室営業)

「毎回気を使い合って疲れるし、やめ時が分からないから。」(30代 私立高校教員)

「お中元という形をとらなくても、送りたいときにプレゼントを渡したりする関係の方がいいなと思うからです。」(30代 医療事務)

「お世話になった人にだけ送るのは良いがお返しは要らないと思う」(40代 卸業事務)

「今の時代にはそぐわないと思う。ただし、都会と田舎では考え方も違うので残したい人もいるだろう。送り合うことで繋がりを保ちたい場合もあると思うので、反対はしない。」(50代 旅行業一般職)

--------------------------
お中元を贈るのにはお金や時間がかかり、贈る側・受け取る側の双方が気を使うので「必要ない」という意見が多く見受けられました。

しかし、お中元という文化に対する理解があるため、そこまで否定的な意見は多くありません。
贈る相手を限定したり、必要性がある場合は、個人の判断でお中元のやり取りをすればいいのでは?という肯定的な意見もありました。

また、お中元を贈ってもお返しはいらないという立場を取ったり、お中元という形式にこだわらず、タイミングを見計らって贈りものをするなど、新しいコミュニケーションの形を指摘する方もいました。
お中元は、人とのつながりを保つ手段の1つであり、時代や考え方の変化に合わせてその形式が変わりつつあるのかもしれません。

☆残すべき派の理由
「何がもらえるのか楽しみがあるから。大切な人としかやり取りをしないので、さほど手間にならない。」(40代 サービス業事務)

「本人の気持ちで行うものだから、良い文化だと思う。」(40代 薬剤師)

「上司に対しては虚礼廃止。仕事に関連しない個人間(仲人など)は残すべき。」(60代 金融系資産運用アドバイザー)

「個人間でもらった方が真心が伝わることも多いからです。」(40代 アパレル系事務)

「お礼に久しぶりに電話したり、普段なかなか連絡をとらない人とつながったりする機会だから。」(40代 卸業総務事務)

--------------------------
「企業間」に比べ、「個人間」のほうが相手を大切にしたいという気持ちが感じられる意見が多い印象でした。
そのため、お中元を贈ることをさほど手間と感じなかったり、お中元を贈ることで相手に気持ちを伝えられると考えているようです。

個人間のお中元のやり取りを「残すべき」と回答した方は3割弱でしたが、お中元を贈ることのメリットを感じていることが伺えます。

★お中元文化に対する価値観は?

(N=300,n=300、単一回答。2024年5月24日~2024年5月30日に実施したインターネット調査による)

お中元という文化に対する価値観を伺ったところ、「廃止すべき日本文化」と回答した方は6割以上にのぼりました。
「企業間のお中元のやり取りは必要だと思いますか?」「個人間のお中元のやり取りは必要だと思いますか?」の傾向からも、この結果は想定内と言えるでしょう。

以下に、「廃止すべき日本文化」「守るべき日本文化」の意見をそれぞれ紹介します。

☆「廃止すべき日本文化」の意見
「一度始めると辞めるタイミングも難しいし、必要かと言ったら、必要ないと思うから」(40代 レジャー施設総務事務)

「近年、企業間でも親戚間でも次回から辞めましょうと話し中止になるケースが偶然相次いだが、なくなっても関係性は変わらないし特に不便を感じていないので。」(30代 小売業営業)

「費用がかかる一方ですし、選ぶのも大変ですし、先方様に喜んでいただけるかどうか本音が不明だからです。」(50代 医療福祉関係事務)

「文化、習慣としては、心遣いが感じられて好ましいですが、現代では少し意味合いが薄れて義務化しているため。」(40代 不動産業事務)

「「送りたい」ではなく、「送らないといけない」に縛られるのは、気持ちよく送ることができない場合もあるのではないか?と疑問に思うことがあるから。」(30代 医療関係事務)

--------------------------
「廃止すべき日本文化」では、費用や手間などの問題から「廃止しても差し支えない」という意見が目立ちました。
現代では、さまざまなツールを利用して連絡を取り合ったり贈りものができたりするため、お中元という形式にこだわる必要はないという意見も少なくありません。
また、相手にもよりますが、お中元を贈っても贈らなくても関係性は変わらないとの指摘もありました。

しかし、「廃止すべき日本文化」と回答しても、お中元という文化を完全に否定する意見ばかりではありません。
「形式的になっている」「贈らないといけないという先入観で贈ったりしている」など、気持ちが伴っていない場合は「贈る必要がない」という意見が多く挙げられました。

☆「守るべき日本文化」の意見
「もらって嬉しかったり、逆に贈って喜んでもらえるとこちらも嬉しいから」(40代 建築業事務)

「気持ちを物という形に変えて贈るという日本文化だと思うから。」(40代 卸売業総務事務)

「感謝を伝える文化として必要だと思うからです。」(30代 卸売業営業)

「義理で行うなら廃止し、気持ちがこもるなら守るべき。本来は気持ちで行うものだから守るべき。」(40代 薬剤師)

「長い間に培われた伝統にはそれなりの理由があり、日本人にとっての礼儀や価値観に準じているからです。」(40代 アパレル系事務)

--------------------------
「守るべき日本文化」の意見としては、「伝統的な文化であり意味があるから」「感謝の気持ちを伝えるきっかけになるから」などがありました。

大切な相手に日頃の感謝を伝え、健康を祈る「お中元」は、日本人ならではの価値観を体現した文化として大切にすべきとも言えるのではないでしょうか。

★「お中元を贈ってよかった」エピソード

「取引先に喜ばれ、契約取引が継続したことです。」(30代 IT系エンジニア)

「ビジネスライクだった方が砕けて話してくれるようになった。」(40代 林業事務)

「相手に喜んでもらえた時は嬉しい」(40代 製造業リーダー)

「相手のことを考えて選ぶのでいい勉強にはなります。」(50代 学習支援業経営者)

--------------------------
企業としてお中元を贈ってよかったエピソードは、「相手が喜んでくれた」「コミュニケーションが円滑になった」の2つの意見が多い印象でした。
また、お中元を贈ることで相手との距離が縮まり、よい関係を築きやすくなったと実感したエピソードも多く見受けられました。

お中元は手間や時間がかかるものの、贈る相手を思い、喜ぶ顔を想像しながら品を選ぶ大切な時間と考えることもできそうですね。

★「お中元で困った・トラブル」エピソード
「特にトラブルはありませんが、一件贈り漏れはありました。(リストから漏れていた)」(40代 不動産業事務)

「お互いに同じものを贈り合ってしまい、なんとなく気まずかった。」(40代 サービス業事務)

「賞味期限が短いものを送ってしまったことがある」(30代 IT系エンジニア)

「毎年送っている会社に送り忘れがあり、会社の不利益に繋がった」(20代 保育士)

--------------------------
「お中元でのトラブルはなかった」という意見が大半でしたが、贈り忘れなど人為的ミスは稀にあるようです。
また、少数ではありますが、義理を大切にしている方への贈り漏れなどによって、会社の不利益になることもあるようです。
お中元に対する価値観は人それぞれだからこそ、贈る・贈らないが、相手との関係性に大きな影響を与える可能性もゼロではないことを覚えておいたほうがよいでしょう。

今回の調査では、手間がかかることや金銭的な問題を理由に虚礼廃止の流れが進み、今年お中元を贈る企業は4割程度にとどまることがわかりました。
また、お中元に対する意識についても、「廃止すべき」が7割と多数派であることもわかりました。

しかし、その裏には「気持ちが伴わない形式的なものなら不要である」という意見が多いことが回答理由からわかり、お中元本来の意味に対する否定的な意見ではありません。
実際に、お中元を贈ることで関係が上手く築けた、コミュニケーションがスムーズになったというエピソードもありました。

せっかくお中元を贈るなら、相手に対する「感謝の気持ち」や「健康を願う」という本来の意味合いを双方が大切にすべきと言えるのではないでしょうか。

気持ちも合理性も大切にする、企業のための『お中元ギフト』
お中元は、相手を思う気持ちが大切とはいえ
●贈ったものが本当に喜ばれているのかわからない
●毎年同じようなものになってしまう
●選ぶのに手間がかかる
といった悩みをもつ方は多いものです。

7,000社以上の法人様利用実績があるオフィスギフトでは、そのような企業のご担当者様の声から生まれた、お中元専用のカタログギフト『お中元ギフト』を取り扱っています。

お中元ギフト:https://www.officegift.jp/scene/ochugen/

『お中元ギフト』なら
●受け取った相手が欲しいものを選ぶことができるので合理的
●マンネリ化したお中元を新しい形で楽しんでもらうことができる
●今年は何を贈ろう…と悩む時間がとられない
というメリットがあり、企業様だけでなく個人用としてのご利用も増えています!

気になるカタログギフトの内容は…「お菓子」「ハムやソーセージのセット」「お酒」などの定番品はもちろん、食べ物は正直いらないというご意見も取り入れ、「ブランド家電」や「人気の日用雑貨」を豊富に掲載することで、実用性の高い内容になっています。

また、「カタログギフトは手抜きに感じられそうで心配」といった際もご利用いただけるよう、ラッピングや熨斗・メッセージカード(挨拶状)も無料でご用意!
そのほか、送料無料/最短即日発送対応/贈り分け可能 といったサービスにも対応しています◎

今年のお中元は、カタチも中身も“旬”が詰まった「お中元ギフト」を、ぜひご活用ください!

ご注文はこちらから:https://www.officegift.jp/scene/ochugen/

メールやお電話でも承ります。


★会社概要

※こちらの記事を転載していただける場合は、上記サイトURLの記載をお願いいたします。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース