稲荷山図書館(練馬区大泉町1)で3月5日、昆虫食講演会が開かれる。
別名「昆虫図書館」とも呼ばれる同館は、昆虫に関する児童書や専門書・同好会誌などの図書資料や昆虫標本をはじめ、館内には昆虫コーナーも設けている珍しい図書館。
昆虫食は2013年、国連食糧農業機関(FAO)が「近い未来の食糧危機を昆虫食が救う」と発表し、注目を集めたほか、日本では昔からイナゴの佃煮やハチノコなど、昆虫を食べる文化がある。身近なようであまり知られていない昆虫食について、NPO法人食用昆虫科学研究会から講師として、水野壮さん(農学博士)、内山昭一さん(昆虫料理研究家)を招き、「今なぜ昆虫食なのか」「今後の昆虫食について」などのテーマで講演会を行う。
開催時間は14時~16時。入場無料。中学生以上対象。定員30人(先着順)。