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大泉出身の能楽笛方・一噌幸弘さんが地元でライブ-洋楽器とコラボも

一噌幸弘さん(撮影=yamasing)

一噌幸弘さん(撮影=yamasing)

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 大泉学園ゆめりあホール(練馬区東大泉1)で8月20日、能楽一噌流笛方・一噌(いっそう)幸弘さんの笛コンサート「速流笛破(そくりゅうてきは)夏の陣」が開かれる。

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 一噌さんは地元大泉出身で、安土桃山時代より続く能楽一噌流笛方の名手として能楽古典の世界で活躍。しの笛、自ら考案した田楽笛、リコーダー、角笛など和洋各種の笛を演奏し、作曲活動も行う。数々のホール公演、交響楽団との共演における自作曲やクラシックなどの演奏だけではなく、歌手・舞踏家への楽曲のアレンジ、自作曲の提供なども手掛ける。2010年、日本文化藝術財団「第2回創造する伝統賞」受賞。

 当日は、吉野弘志さん(ウッドベース)、髙木潤一さん(ギター)、山田路子さん(能管しの笛)とともにジャンルを超えた演奏を行う。演奏曲はバッハ「無伴奏パルティータ」、一噌さん「稚児舞」「らそらとんび」など。

 「私の中では和楽器・洋楽器や、古典音楽・現代音楽・ジャズ・クラシックといったような仕切りは全くなく、全て同じ楽器であり音楽。聴きに来てくださる方たちにも、ジャンルの壁を気にせずにコンサートを丸ごと『一噌幸弘の音楽』として楽しんでいただけたら」と一噌さん。「いつも多方面でお世話になっている地元の方たちへ感謝の気持ちを込めて、大泉・練馬発『一噌ワールド』を世界に向けて発信したい」とも。

 チケット料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円。前売りが好調で残席がわずかだが、「当日券も若干用意する予定」と担当者。「幸弘の会」ホームページなどで販売している。

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