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練馬区役所でサツキ展 樹齢10年の新種など35鉢展示

サツキの展示を楽しむ親子

サツキの展示を楽しむ親子

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 練馬区内の農家が育てたサツキの盆栽が見頃を迎え現在、練馬区役所で展示されている。

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 練馬区といえば練馬大根やキャベツなどの生産で知られるが、「練馬模様木」という名の表現方法があるほど古くからサツキ盆栽の生産が盛んとなっている。針金などを用いて枝ぶりを曲げ、独自の風合いを醸し出す「練馬模様木」は、その洗練された立ち姿からサツキファンの間でも人気が高く、かつてのサツキブームでは一世風靡(ふうび)したという。

 サツキに大きく美しい花を咲かせるためには温度管理、肥料のやり方、剪定(せんてい)など、きめ細やかで高度な技術が必要という。今回は樹齢10年ほどの新種の「平成の華」をはじめ、35鉢が展示され色とりどりの花を咲かせている。

 区役所を訪れていた親子連れは「一つ一つ、形も彩りも違うので見応えがある。日頃、盆栽を見る機会は少ないので、とても楽しめた。息子も気に入ったよう」と見入っていた。

 展示は8時45分~17時。5月31日まで。

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