練馬区が1月18日、北豊島園自動車学校(練馬区春日町4)と「災害時における緊急輸送等の協力に関する協定」を締結した。
締結内容は、地震などの災害時に区からの要請に基づき、同社の従業員が所有する送迎車両(マイクロバス)11台、教習車両50台を活用して、傷病者を病院に搬送するなど緊急輸送に協力することと、区の災害対応に使う車両が、同社の給油施設から燃料の供給を受けるというもの。いずれも費用は区が負担する。
区の担当者は「大地震などの災害時には多数の傷病者に対応するため、車両の迅速な確保が必要になる。今回の協定で、速やかに輸送手段の確保ができ、区の災害対応能力が一層高まる」と話す。