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石神井台の雑貨店「コプス」で企画展-陶芸と木工作品のコラボ

陶芸家・秋谷茂郎さんと木工作家・花塚光弘さんの作品が並んだ展示の様子

陶芸家・秋谷茂郎さんと木工作家・花塚光弘さんの作品が並んだ展示の様子

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 石神井公園駅と大泉学園駅の中間に位置する石泉ショッピング街にある雑貨店「copse(コプス)」(練馬区石神井台3、TEL 03-6913-1544)で3月15日、企画展「土と木の出会う場所~陶芸家・秋谷茂郎と木工作家・花塚光弘の世界~」が始まった。

小屋をイメージした店舗外観

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 2010年11月に店主の小森知佳さんが中心となって有志数人でオープンした同店では、日常使いたいと思うクラフトをはじめ、調理道具、掃除道具、日常着、卵や乳製品を使わないオリジナルの菓子など衣食住をトータルに提供する。店名の「copse」は小さな森の意味で、店舗は小屋をイメージしたデザインに仕上げた。「この通りは大泉から石神井公園まで散歩で利用する人が多いので、森をイメージした店で散歩ついでに寄ってもらえるような店として利用してもらえれば」と小森さん。

 オープン以来常設している陶芸家・秋谷茂郎さんの作品と木工作家・花塚光弘さん作品を同時に展示する同展。秋谷さんはマグや湯のみなど普段使いに活躍する器を中心に、花塚さんは家や人をかたどった寄せ木細工の作品を展示。今回、特別に秋谷さんの器に花塚さんがふたを制作した2人のコラボ作品も展示する。

 「実は2人は同級生で秋谷さんに花塚さんを紹介してもらいコラボ展として企画できた」という。「土と木、それぞれ別の素材ではあるが組み合うことで互いを引き立てる効果がある」とも。

 日曜日はカフェとしてランチを提供する同店。17日は企画展に合わせて、花塚さんの地元、安曇野の名物「おざんざ」という酵素入りの麺と「灰入りおやき」のランチセット(800円=予定)を提供する。

 今後は「吉祥寺まで行かなくとも、住みよく良い公園がある石神井をもっと面白い街にしたい。ささやかな店を開くことで地元を楽しんでもらえれば」と小森さん。

 営業時間は11時30分~17時30分。月曜・火曜・水曜定休。展示は今月25日まで(最終日はランチ営業なし)。17日、25日は作家が在店を予定する(花塚さんは25日のみ)。

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