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練馬に「旅に行きたくなるカフェ」-旅行代理店を営む夫婦が開業

「たびえもん」の店主・木舟周作さん(右)、カフェ店長・雅代さん(左)

「たびえもん」の店主・木舟周作さん(右)、カフェ店長・雅代さん(左)

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 練馬駅南口近くにカフェと旅行会社の複合店舗「旅に行きたくなるカフェ たびえもん」(練馬区豊玉上2、TEL 03-6914-8575)がオープンして1カ月がたった。

「たびえもん」外観

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 店舗面積は約15坪。席数はテーブル24席。旅と子どもが好きな夫婦が「旅の楽しさを次の世代に伝えたい」と開いた。もともと旅行代理店に勤めいていた夫の木舟周作さんは旅行代理店として旅のモデルプランを提案、妻でカフェ店長の雅代さんは世界のお茶と手作り菓子で来店客をもてなす。

 創業理念に「旅育」を掲げ、子連れ旅行を推奨する同店。店内にはガイドブックや旅行雑誌を集めた書庫コーナーのほか、キッズスペース、おむつ台を完備。子どもが遊んでいる間に、親はくつろぎながら旅行の話や相談ができるよう工夫した。「旅好き親子の情報交流の場にしたい」と雅代さん。

 「本来の旅行代理店であれば、利益優先でオプションたくさん付けてプランを提案しなければならないが、カフェを併設したスタイルであれば、自分がお薦めしたいプランを提案できる」と周作さん。「忙しくてなかなか旅行に行けないという方やバックパッカーで世界中を回りたいという方の旅行を実現させたい」とも。

 カフェのメニュー内容には、雅代さんの経験が生かされている。自身もバックパッカーで世界中を回っていた雅代さんは「旅行中に食べた料理や菓子のレシピを調べて再現していた経験が、まさかカフェで生かされると思わなかった」と話す。

 メニューは、マレー風の中華蒸しパン、ロッキーマウンテンマフィン(以上350円)、ダージリン紅茶(420円)、エチオピアコーヒー(400円)などの海外のおすすめ菓子をはじめ、いろいろな種類のお茶やコーヒーなど。朝はモーニングセット(500円)、ランチは世界のパン2種にサラダなどの副菜がセットになったランチプレート(700円)を提供。

 営業時間は8時30分~18時(モーニングは8時30分~11時、ランチは11時~14時)。日曜・祝日定休。

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