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練馬でしりあがり寿さん個展 美術館会場は自身初、回転作品中心に

「真・ヒゲのOL薮内笹子」 カバーイラスト原画 2003年

「真・ヒゲのOL薮内笹子」 カバーイラスト原画 2003年

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 練馬区立美術館(練馬区貫井1)で7月3日から、「しりあがり寿(ことぶき)の現代美術 回・転・展」が開かれている。

 しりあがり寿さんは、1958(昭和33)年静岡市生まれ。1985(昭和60)年、単行本「エレキな春」で漫画家としてデビュー。「弥次喜多 in DEEP」や朝日新聞に連載中の「地球防衛家のヒトビト」をはじめ、パロディーを中心にした新しいタイプのギャグ漫画家として注目を浴びる。文芸春秋漫画賞や手塚治虫文化賞・優秀賞を受賞するなど高い評価を得ており、最近では東日本大震災後の日本をテーマにした漫画集「あの日からのマンガ」が大きな話題となった。

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 一方で、墨絵やアニメーションなどの手法を用いて、自身の漫画と関連しながらもそれ自体で自律した現代アート作品も発表。近年では、さまざまなものを回転させる一連のインスタレーション作品も展開。日本大学芸術学部や神戸芸術工科大学では、長年にわたり学生の指導にもあたっている。

 自身初の美術館での個展となる同展では、これまでの多様な仕事に触れつつ、回転インスタレーションを中心に新作を展開する。絵画作品やジオラマ、日用品から映像まで、あらゆるものが展示室内で回転する。

 「『回転とは?芸術とは?』漫画家・しりあがり寿とは一味違う、新しいしりあがり寿ワールドを体感できる」と同展担当者。会期中、鑑賞プログラムやワークショップも予定する。いずれも事前申込制、抽選。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。観覧料は、一般=800円、高校生・大学生、65~74歳=600円、中学生以下と75歳以上無料。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。

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