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石神井で藤沢周平展 原稿や愛用品など展示

墨絵「孤剣」涌井陽一 藤沢周平®

墨絵「孤剣」涌井陽一 藤沢周平®

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 石神井公園ふるさと文化館(練馬区石神井町5)と同館分室(石神井台1)で2月10日、「生誕90年記念 藤沢周平展」が開かれる。

 藤沢周平(1927~1997年)は現・山形県鶴岡市生まれ。1949(昭和24)年、山形師範学校を卒業し湯田川中学校の教師となるが2年後、肺結核となり療養のため休職する。翌年、東京都東村山市の病院に移り、退院後は練馬区貫井で業界新聞社に勤務する傍ら小説を執筆。1976(昭和51)年から亡くなるまでの約20年間は大泉学園町で暮らした。代表作は「たそがれ清兵衛」「?しぐれ」「三屋清左衛門残目録」「用心棒日月抄」「山桜」など。

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 ふるさと文化館では、晩年を同区で過ごした藤沢周平の足跡と作品世界を、自筆原稿・愛用品や書籍となった藤沢作品の装丁画などでたどる内容となっている。同館分室では、藤沢周平と同区の関わりに焦点を当て、日常と家族との関わり、作家の横顔を愛用品や写真などで紹介する。

 期間中、藤沢周平の担当編集者として長年親交のあった鈴木文彦さんを講師に招く講演会(ふるさと文化館)や、隣人だった民謡歌手・原田直之さんの「お話と民謡」の会(同館分室)も行う。いずれも抽選、参加無料。

 観覧時間は9時~18時。月曜休館(祝日の場合は翌日休館)。入場料は、ふるさと文化館=300円(一般)、同館分室=無料。4月1日まで。