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石神井で、練馬産ブドウの食味検討会-色つや良く、甘みも例年なみ

食味検討会の様子

食味検討会の様子

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 JA東京あおば石神井支店(練馬区石神井町5)で8月12日、練馬産ブドウの食味検討会が開かれた。主催はJA東京あおば・城北ぶどう研究会。

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 練馬区といえば、練馬大根、キャベツ、最近ではブルーベリーを連想する人が多いが、ブドウ栽培も行われており、栽培面積・収穫量は都内でも最大級。特に、糖度が高く巨峰から品種改良された大粒の種なしブドウ「高尾」は、地方の名産地と比べても引けをとらず、「練馬の名品21」にも選定されている。

 同検討会では、今年収穫されたブドウの出来栄えを確認しあうとともに、糖度や色合いなどを測り、出荷時期をいつにするか見極めるのが目的。今年は会員農家のうち21軒が、自慢のブドウ19種類48品を持ち寄った。

 今年のブドウは、猛暑や梅雨の雨の影響はあったものの、色つや良く、甘みも例年なみの出来という。今回、出品されたブドウは8月23日ごろから出品され、各農家の直売所などで販売する。

 同研究会は、ブドウを栽培している同区・板橋区の農家が集まり、栽培技術の向上を目的に1981(昭和56)年に発足し、今年で34年目を迎える。当時は20軒程度だったが、現在は26軒が加盟。年間を通して剪定(せんてい)講習会や芽かき講習会などを行っている。

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